柳澤博公式ブログ|プロの投資コンサルタント

富裕層向けの資格である、日本証券アナリスト協会認定の「プライベートバンキング・コーディネーター」を持ち、世界三大投資家であるジム・ロジャーズ氏とも対談した投資を教えるプロが、資産運用の基本から、世界の金融商品の説明、アドバイスを行います。お金の心配がなくなるお手伝いができればと思います。

カテゴリ: 怪しい投資話の見破り方

お疲れ様です( ^ ^ )

9回は、「資産運用の視点での見破り方」です。

 

個人投資家にとっての資産は「株」「不動産」「債券」の3つだけです。

 

金鉱山への出資、AIによるFXの自動売買への出資は、両方とも「事業」への投資になります。問題は、事業の「何に」投資をするかです。

 

株なのか、不動産なのか、債券なのか?

株でも不動産でも債券でもなく、事業に投資! と言われたら

 

嫌です!(無理です!)(ありえない!)

 

と断りましょう。

事業は事業をやっている人しか成功しません。

人任せの事業でうまくいく可能性は限りなく低いです。

 

金鉱山にしても、AIによるFXの自動売買にしろ、「株」か「債券」のどちらに出資できるかを聞いてみましょう(不動産ではないので、除きます)。

 

株でも債券でもなければ、投資をしないのですが、仮に株や債券と言われたところで、

 

未上場

 

の株であり、債券だと思います。

思い出してください。

公的機関である上場株で、猛勉強すれば1年で2倍株(利回り100%)から10倍株(利回り1,000%)を目指すことは十分可能です。

 

有価証券報告書もなく、監査法人の監査も受けず、財務諸表(BSPLCF)も見ることができない、未上場の事業に、大切な資産を預けるのでしょうか?

 

投資は夢を見るものではなく、冷徹な「事実」と「数字」のみで判断します。

株、不動産、債券は100年以上右肩上がりです。

怪しい投資話で楽をしようとせずに、時間を味方につけて、「お金が増える場所(株・不動産・債券)」にお金を置いて(投資して)、じっくり着実に増やしていきましょう!

お疲れ様です( ^ ^ )

第8回は、「資産運用の視点で考える」です。

 

ここからは応用編です。

経済、金融の基礎的考えで、見抜いた後に、楽しみながらお断りできればと思います。

 

金鉱山への出資

AIによるFXの自動売買

 

なんでも良いですが、こうした投資案件があり、出資しませんか? と言われた際に、

 

・株

・不動産

・債券

 

以外は全て断ってください。

なぜか?

上記3つでも十分利回りは確保できるからです。

 

初歩的なことですが、みなさん、何のために投資をするのでしょうか?

資産を増やすためだと思います。

怪しい投資に出資して、有り金全部持ち逃げされるのは、もったいないです。

 

公的機関で、「株・不動産・債券」が購入でき、利回りを確保できるのに、なぜ、こうした怪しい詐欺話(ポンジー・スキーム)に出資してしまうのでしょうか?

 

楽しても儲けたい

 

からです。

何度も言いますが、何かの話を持ってくる人は、

 

・手数料

・コミッション

 

目当てです。詐欺師は、さらに有り金「全部」持ち逃げし、資産が「0」になります。

それを避ける具体的な方法を次回お話ししたいと思います。

お疲れ様です( ^ ^ )

第7回は、「金融の視点から考える」です。

 

詐欺師Xに出会ったら(投資話を持ってきた人がいたら)、2つの質問をしてみましょう!

 

1.運用先は何ですか?

2.なぜ、あなたは自分で出資しないのですか?

 

個人投資家にとっての投資先(資産)は、株・債券・不動産の3つです。

これ以外は、全部実績という歴史がないので、投資はやめておきましょう。

 

2番目の自分での出資は、当然、自分でやったほうが儲かるのに、なぜ、カモである自分にこんな話をするのか、です。

 

基本的に、営業は、「手数料」か「コミッション(紹介料)」で稼ぎます。

いらないものを売ってくるのは、この2つのどちらかが欲しいからです。

 

冷静になって考えればわかるのですが、そんなに良い投資話であれば、

 

・企画書を持って銀行に融資を認められれば1億円単位でお金を借りられます

・さらに、利益を上げ続ければ、上場して株を発行し、100億円単位でお金が集まります

・また、債券(社債)も発行できます

 

わざわざ100万円単位で個人からお金を集めるのは、「手間」でしかないのです。

 

公的機関(金融機関による融資、株式市場での上場、債券市場での債券発行)を利用して、お金はいくらでも融通できるのです。

 

つまり、公的機関で、金融システムを利用できないお金の融通って、おかしくないですか?

 

ということです。素性の知らない人にお金を預けるのではなく、公的な機関で安全にお金を管理しましょう。

 

金融の仕組みが分かれば、その仕組み以外からお金を集めることの「異常さ」が理解できると思います。有り体に言えば、「裏金」です。表のお金でクリーンにお金を増やしていきましょう( ^ ^ )

<怪しい投資話の見分け方>

 

1「怪しい投資話の見分け方」

2「3つの視点」

3「ポンジー・スキームの歴史」

4「ポンジー・スキーム」

5「ポンジー・スキームの末路」

6「金融」
第7「金融の視点から考える」
第8回「資産運用の視点で考える」
第9回「資産運用の視点での見破り方」

お疲れ様です( ^ ^ )

6回は「金融」についてです。

 

経済の視点は、ポンジー・スキームの歴史を学ぶことです。そもそもポンジー・スキームというのは100年前からあり、今も通用する投資詐欺の主要なテクニックということを、

 

正しく知っている

 

ということが重要になります。次に、

 

金融

 

という視点で、ポンジー・スキームを見破る方法ですが、そもそも「金融」というものが何かを理解しなければなりません。金融とは、

 

お金を融通すること

 

です。お「金」がある人が、ない人に「融」通するのが、「金融」です。

登場人物は3つ。

 

・投資家

・銀行

・企業

 

投資家は、銀行にお金を「貸付(これも立派な投資です)」、銀行から「利息」をもらいます。

銀行は、預かったお金を企業に「貸付(融資)」、企業から「利息」をもらいます。

 

銀行は、投資家からのお金を「間接」的に、企業に融通するので、「金融機関」といいます。

 

企業は、利益を出し続けると、「信用」を得ることができ、上場して、「株」を発行することができます。この株は、投資家が市場を介して、「直接」に購入(出資)することが可能です。これを「直接金融」と言います(金融機関を介するのを「間接金融」と呼びます)。

 

さらに、信用を得た企業は、債券(社債)を発行することができます。この社債も市場を介して、投資家は直接購入することが可能です。

 

これを踏まえ、次回は、「金融の視点から考える」をお届けします。

お疲れ様です( ^ ^ )

5回は、「ポンジー・スキームの末路」です。

 

ポンジー・スキームを端的に述べると、

 

・資金は運用されていない

・預かったお金をそのまま「配当金」と言って返しているだけ

・新たに集めたお金も最初からの人に「配当金」と言って渡す

・返さなければならないお金が、集まるお金よりも多くなった場合に、破綻する

・一般的には、破綻する前に資金を持ち逃げする

 

になります。

 

ポイントは、『運用していない』につきます。

なので、ただ、預かったお金を「配当金」と言って戻しているだけです。

 

大体、2年から3年で破綻します。

もちろん、無くなる前に集めたお金を、持ち逃げします( ^ ^ )

 

最初期から始めている人だけ儲かりそうですが、実は、資金を追加投入している可能性が高いので、より大変なことになっている人が多いようです。

 

なぜ、こんなものに騙されてしまうのか?

 

・楽して儲けたいと思うから(この案件が本物であってほしいと思うから)

・良い人からの紹介だから

 

大体この2つなのですが、両方とも、

 

・事実

・数字

 

という客観的な判断基準ではなく、こうあってほしいという願望と、良い人という主観を信じてしまうからです。

 

では、騙されないためにも、どうすれば良いかを次回からお話ししたいと思います。

お疲れ様です( ^ ^ )

4回は、「ポンジー・スキーム」についてです。

 

ポンジー・スキームの基本構造は、

 

・高い利回りをうたい

・その「お金」を運用しないで

・そのまま配当として支払う

 

というものです。

 

例えば、「金鉱山」へ出資をすると、「月利10%」の配当がもらえる、という投資詐欺があるとします。

 

カモAさんが、サギX100万円出資すると、1ヶ月後に、

 

10万円

 

が配当されます(月利10%のため)。

100万円が、翌月10万円返ってくるから、すごいですね。

さらに、2ヶ月後も10万円配当されます。

 

しかし、実は、「金鉱山」は架空な存在で、サギXは金鉱山に100万円を出資せずに、預かった100万円のうち10万円を毎月、配当金と称して、カモAさんに返しているだけです。理論上は、10ヶ月間配当することが可能です。

 

この間に、カモAが取る手段は大体2つ。

 

・追加で500万円を出資する(翌月には50万円の配当!)

・友人のカモBさんに「いい出資先があるよ、こんなに配当金がもらえるよ」と紹介する

 

その結果、サギXには多額の資金が集まり、10ヶ月以上配当金を払い続けることが可能になります。

 

さて、この後どうなるでしょうか?

次回、ポンジー・スキームの結末をご紹介します。

お疲れ様です( ^ ^ )

3回は、「ポンジー・スキームの歴史」です。

 

ポンジー・スキームという言葉を知らない方が多いと思います。

「経済」の勉強は、「歴史」の勉強にもなります。

 

過去に起こった過ちから学ぶことは多いのです。

投資詐欺の一種である、ポンジー・スキームも、1919年にアメリカ人である「チャールズ・ポンジ」が考案した詐欺手法で、今年は記念すべき「100周年」なのです。

 

つまり、100年前から連綿と続く詐欺手法で、人間の本質は変わらない証明になります。

 

チャールズ・ポンジが100年前に行った詐欺手法を学ぶことで、ポンジー・スキームの本質が分かります。

 

チャールズ・ポンジは、1882年、イタリア王国・ルーゴに生まれ、1903年に移民としてアメリカに渡り、国際的な通信販売のビジネスに乗り出します。

 

その際、海外で購入する国際返信用切手券による切手の交換レートと実際の外貨交換レートに差があり、利ざやを得ることができることに着目します。1919年から、

 

90日間で40%の利回り(月利13.3%!)が得られる』

 

との触れ込みで出資者を募り、ニューイングランドを中心に数千人から数百万ドルもの大金を集めました。

 

しかし、ポンジは資金を国際返信用切手券の購入に充てず、自転車操業的に出資者への配当に当てており、後の調査で破綻させることが前提の詐欺であることが判明、詐欺罪で有罪となり刑務所に収容されました。

 

その後は心臓発作や脳障害、視力障害などに苦しみ、晩年はほとんど失明同然で、1949年、貧しいままリオデジャネイロ市内の慈善病院で没しました(享年67歳)。

 

この国際返信用切手券は現在も、郵便局の窓口で購入できます(150円)。

これを同封すれば、アメリカでも、ドイツでも、アフリカでもこの切手を貼ることで、返信することが可能です( ^ ^ )

お疲れ様です( ^ ^ )

2回は「3つの視点」です。

 

怪しい投資話にだまされないコツは、

 

・誰も信じない

 

です。

楽して儲けようと思うと、どうしても、他人の力をアテにします。

悪い例えですが、替え玉受験をイメージすればわかりやすいと思います。

ズルしても、良いことはありません。

 

・自分の頭で考える

 

そのために、学ぶことが重要になります。

だまされないためにも、

 

・事実

・数字

 

を確認します。

 

怪しい投資話は、実は直感で「怪しい」とわかっています。

でも、「そうあってほしい」という願望が強まり、楽した結果信じてしまいます。

 

投資は、「頭脳労働」をイメージすると良いと思います。

脳に汗をかく。

 

そのための、

 

・経済(歴史)

・金融(仕組み)

・資産運用(実践)

 

です。

いきなり、実践するから、だまされてしまうのです。

お疲れ様です(^^)

「怪しい投資話の見分け方」について、お話ししたいと思います。

 

金融の世界には2羽の鳥がいると言われています。

 

サギ

カモ

 

です。

サギが業者であり、カモは皆さんかもしれません。

 

数千億円の詐欺事件で騙される人に共通することがあります。

それは、

 

楽して儲けよう

 

と思っていることです。

もう一つは、

 

いい人

 

ということです。

人を疑わず(特にいい人からの紹介をそのまま信じる良い人)、楽して儲けようとする人は、

 

勉強しないで、テストで満点取ろう

 

と思うのと一緒です。

資産運用は基本を勉強すれば非常に簡単なのですが、学ばないとうまくいきません。

 

では、どんなことを学べばいいのでしょうか?

 

・経済

・金融

・資産運用

 

この3つを総合的に学べば、怪しい投資話に引っかかることはなくなります(^^)

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