柳澤博公式ブログ|プロの投資コンサルタント

富裕層向けの資格である、日本証券アナリスト協会認定の「プライベートバンキング・コーディネーター」を持ち、世界三大投資家であるジム・ロジャーズ氏とも対談した投資を教えるプロが、資産運用の基本から、世界の金融商品の説明、アドバイスを行います。お金の心配がなくなるお手伝いができればと思います。

カテゴリ: 保険の見直しの考え方

保険は万が一のもの。
保険ではお金はそれほど増えません。

第1回「保険の見直しの考え方」
第2回「保険ではお金は増えない」

お疲れ様です( ^ ^ )。
第2回は、「保険ではお金は増えない」です。

よく、保険でお金を増やす、貯蓄型の生命保険が話題になります。
結論からいうと、

「保険ではお金は増えない」

です。
なぜかというと、

「手数料」を取られるから

です。

どういうことかというと、基本的に生命保険は以下の3タイプあります。

・定期保険(60歳まで)
・終身保険(一生)
・養老保険(貯蓄型)

下に従って、保険料が高くなります。

そして、保険料の算出法は、以下の3つになります。

①予定死亡率(死ぬ確率)
②予定利率(貯蓄部分)
③予定事業費率(手数料)

『純保険』:予定死亡率+予定利率(純粋な保険部分)
『付加保険』:予定事業費率(それ以外の手数料)

では、純保険と付加保険の割合は?
公表している保険会社はないため、自分で渡されたシミュレーションを元に計算すると、手数料を引いた、「実際に振り込まれる」保険料は、大体聞いている「半分程度」になります。


つまり、

純保険:付加保険=50:50

の割合になり、半分が「手数料」になり、保険ではお金が増えない最大の理由になります。

そして、貯蓄型保険はほとんど「国債」で運用しているため、自分で直接国債を購入するのに比べて、手数料を半分引かれた「利回り」しか獲得できません。

お金を増やしたいならば、保険を介さず、直接国債を購入した方が手数料もない分、お金は増えます。

さらに、資産をもっと増やしたいならば、「債券」よりも利回りの高い「株」で運用した方が、資産は増えます。

金融庁も、保険は保険、資産運用は資産運用と分けて考えるように、指導しています。
保険は保険、万が一に備えるにしても、必要最小限の「掛け捨て」保険で十分です( ^ ^ )。


保険料

お疲れ様です( ^ ^ )。
保険の見直しの考え方について簡単にご説明したいと思います。

保険はもともと、17世紀のヨーロッパで、仲間同士が仕事で困った時の資金援助や、病気やケガで働けなくなった時や、死んでしまったときの遺族への生活援助などのために生まれました。

つまり、保険というものは、「万が一」に備えるものです。
それ以上でも、それ以下でもありません。

さらに、日本は国民皆保険なので、全員「国」の保険に加入しています。
なので、保険に入るというのは、正しくは、「民間の保険」に入るというのが正しいです。

では、国の保険というものは、どういうものかというと、

1.3割負担で受診できる
2.高額療養費で月の支払いに上限が決められている(年収によって異なる)

この2つが大きな柱になっています。
高額療養費制度を忘れがちですが、年収500万円くらいでしたら、100万円の医療費がかかっても、負担は「毎月」9万円程度に固定されます(残り91万円は国の保険から支払われます)。

つまり、毎月9万円程度の医療費に備えれば良いので、民間の保険に加入する場合は、必要最低限の保証で十分になります。すでに、国の保険でかなり手厚くカバーされているのに、さらに、豪華な民間の保険に入る必要はありません。

しかも、最近は医療の進歩で、早期発見、早期治療が実現され、以前のような長期入院や手術自体が少なくなってきています。

民間の保険は、ますます必要最低限の「掛け捨て」の保険で十分になります。
まず、保険は「民間の保険」のことを指し、国の保険に入っているから、加入するとしても、「必要最小限で十分」という認識をお持ちください。

保険のかけすぎは、ただの無駄遣いにしかなりません(ダブって支払っても保証はダブってもらえません)。

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