柳澤博公式ブログ|プロの投資コンサルタント

富裕層向けの資格である、日本証券アナリスト協会認定の「プライベートバンキング・コーディネーター」を持ち、世界三大投資家であるジム・ロジャーズ氏とも対談した投資を教えるプロが、資産運用の基本から、世界の金融商品の説明、アドバイスを行います。お金の心配がなくなるお手伝いができればと思います。

カテゴリ: ドル建インデックス積立

<ドル建てインデックス積立>

 

資産形成の土台です。毎月コツコツ1万円を10%で複利運用、30年かけて2,000万円の資産を形成します。毎月530年続ければ、これだけで1億円が達成できます。

 

1回「ドル建て株インデックス積立とは?」

2回「メリット・デメリット」

3回「天引き効果」

4回「ドルコスト平均法」

5回「運用先」

6回「リバランス」

7回「満期設定」

8回「具体的には?」

9回「手数料」

10回「為替リスク」

お疲れ様です( ^ ^ )

10回は「為替リスク」についてです。

 

ドル建てで積立を行う際に、心配されるのが、「為替リスク」です。

1ドル100円で購入したドル建ての投資信託が、1ドル90円の円高になった場合、仮に100万円で購入したものが、解約して円に戻す際に、90万円に下がってしまうのが、

 

為替リスク

 

になります。せっかく増やした資産が、為替の影響で減ってしまうリスクです。

 

もちろん、為替リスクは存在するのですが、このドル建て株インデックス積立は、先にご説明した「資産運用の順番」の「投資のピラミッド」の中で、最初に投資をするものと説明しました。しかも、複利効果を発揮するためにも最低でも20年間、株はずっと右肩上がりなので、できれば永遠に持ち続けることを推奨している「資産形成の土台」部分になります。

 

そして、通貨は、長期的には国力、つまり経済力を反映します。

日本も戦後1ドル=360円だったのが、高度経済成長期を経て(人口も増えて)、経済が成長した結果、今は1ドル=100円まで、円が強く(高く)なったのです。

 

ここで問題になるのは、20年後の「ドル」と「円」はどちらが強くなっているか? です。

 

経済力を測る指標に、GDP(国内総生産)があります。

その国の国民の年収の合計です。

式だと、一人当たり年収 × 人口 になり、日本は年収400万円なので、×1億2千万人で、だいたいGDP500兆円程度になります。

 

そして、日本の人口は、今現在、1900人減っており(生まれる人口より死ぬ人口の方が多い)、1年で見ると30万人減り、2050年には1億人を割ると言われています。

一方、アメリカは、2000年の2.5億人が、2018年には3.2億人に増えています。

 

GDPが、年収×人口となると、人口の増えるアメリカに対して、減る日本は20年と長期で見ると、大きな差になります。

 

つまり、長期的に見ると、円は弱く(安く)なる可能性が数字から明らかです。

1ドル100円が120円の円安になると、輸入品を中心に買えるものが減ります。

 

我々は日本に住んで、日本円だけで生活しているので気づかないですが、輸入品はドルで購入しているわけで、そのドルに交換する円の価値が下がってしまえば、買えるものが減るわけです。

 

そう考えると、今後円が安くなることを考えて、「円」だけを持っているのは、かえってリスクになります。

 

為替リスクよりも、「円リスク」の方が重要になります。

株インデックス積立だけでも、資産を数千万円形成できるのですが、資産の中で、せめて、数千万円は「ドル」を保有していた方が良いと思います( ^ ^ )

お疲れ様です( ^ ^ )

 

9回は、「デメリット」についてです。

具体的な金融商品に興味がある方は、個別にご連絡ください。

 

デメリットは、2つあり、

 

1.手数料が高い

2.為替リスクがある

 

になります。

 

手数料は、20年以上運用して、毎年2%くらいです。

SBI証券や楽天証券で、自分で購入した方が手数料は安くなります。

 

しかし、日本のネット証券では、

 

・天引効果

・ドルコスト平均法

 

は可能ですが、

 

・運用先(インド全体株も可)

・リバランス(それが非課税に)

・満期設定(NISAiDeCoの仕組みを60歳まで制限されない)

 

ということは不可能で、トータルで見た「実質利回り」を計算すると、ネット証券で、SP500だけ購入した場合は、8%くらいは実現できますが、アメリカの金融機関を利用することで、10%の利回りが確保できます。インドが想定よりも成長し、アメリカが想定より成長しない場合、その差はさらに広がります。

 

そう考えると、手数料の2%はトータルで見ると、そこまで高くないと思います。

優れた仕組みと運用先でカバーできます。

 

目先の安さに惑わされず、本質的な価値を見出しましょう( ^ ^ )

お疲れ様です( ^ ^ )

8回は、「具体的には?」です。

 

株インデックス積立のメリットとして、

 

1.天引き効果

2.ドルコスト平均法

3.運用先が優れている

4.リバランス

5.満期設定

 

の5つを挙げましたが、では、具体的にどうすれば良いか、ですが、

 

・運用先 → 株(世界、アメリカ、インド)

・金融機関 → アメリカ(金融先進国)

・運用通貨 → ドル(世界の基軸通貨)

 

になります。

 

資産運用とは、資産が増える場所にお金を置くことです。

資産とは、資本を産み出すもので、「株・不動産・債券」の3つになります。

 

この3つの中で、最も利回りが良いのが「株」なので、株での運用になります。

しかし、個別株は、リターンも高いけど、リスクも高いので、市場の平均(インデックス)を取ることで、リスクを抑え、それでもしっかり利回りを確保します(世界平均7%、アメリカ9%、インド11%)。

 

金融機関は、金融先進国のアメリカの金融機関を利用します。

 

・手数料が最安値

・運用先が豊富

・満期設定

 

これらがメリットです。

 

運用通貨はドルになります。こちらについては、後ほど説明します( ^ ^ )

お疲れ様です( ^ ^ )

7回は、「満期設定」についてです。

 

アメリカの金融機関の金融商品に、「満期設定」と言う制度があります。

例えば、25年満期の場合は、25年間、どんなに売買しても、税金が発生しません。

 

日本で株式や投資信託を売買し、利益が生まれた場合、20.315%の税金が発生します(配当の場合は、配当所得、売却益の場合は、譲渡所得)。

 

日本で同じことをしようとする場合は、iDeCo個人型確定拠出年金)かNISA(少額投資非課税制度)を利用しなければなりません。

 

iDeCoの場合は、60歳まで引き下ろせず(年金が払えなくなるくらい困窮しないと無理)NISAの場合は、その名の通り「少額」なので、大きな資産を形成することができません。

 

金融の先進国であるアメリカのこの満期設定制度を利用すれば、

 

・いつでも引き降ろせ

・満期中はずっと非課税

 

という良いとこ取りができます。

もちろん、最後に解約して、資金をアメリカから日本に移動する場合には、売却益に対して課税されますので、その点だけはご注意を。

 

この場合、現在のところ、生命保険と同じ、一時所得扱いになります。

お疲れ様です( ^ ^ )

6回目は「リバランス」についてです。

 

リバランスをすると、10%が12%に増えます。

しかも、リスクは変わりません。

リスクが変わらず、リターンだけ増えるという魔法の手法です。

 

リバランスとは、バランスを戻すことですが、どういうことかというと、

 

世界株:25

アメリカ株:25

インド株:50

 

で購入しているのが、何年後かに、

 

世界株:25

アメリカ株:30

インド株:45%

 

と比率が変わったものを、「元の比率に戻す」ことです。

2つ目の添付のデータを見るとわかるように、アメリカとインドで国が違うため、相場の「ずれ」が発生します。

 

相場が下がると、安くなるのでたくさん購入でき、後ほど比率が高まります

相場が上がると、高くなるのであまり購入できなくなり、後ほど比率が下がります

 

つまり、リバランスすることで、

 

安い時にたくさん購入し

高い時に売却する

 

ということができるようになり、平均10%の利回りが、12%程度まで高めることが可能です( ^ ^ )

リバランス①(6話)
リバランス②(6話)


お疲れ様です( ^ ^ )

5回は「運用先が優れている」です。

 

株インデックス積立ですが、世界全体は100年平均で7%の成長を続けています。

ここで、先進国と途上国の2つを考えます。

 

先進国のスーパースターは、アメリカです。

アメリカのSP500を元に運用されるファンドは、平均で9%です。

SP500とは、スタンダード&プアーズ社が選定している、アメリカの上位500社で、時価総額がアメリカ市場の8割をカバーしているため、「アメリカ全体」を購入していると言っても過言ではありません。

 

一方、途上国のスーパースターは、インドです。

インド平均は、まだ20年と若い市場ですが、平均11%です。

インドは、中国を超えて人口世界一になり、2050年にはアメリカを超えて、世界2位の経済大国になると言われています。

 

世界全体株(7%):25

アメリカ全体株(9%):25

インド全体株(11%):50

 

の割合で保有することで、平均で10%の利回りを目標にします。

ここで、注意しなければならないのは、「平均」なので、1年ごとでは

 

10

 

の場合や

 

―7%

 

の場合もあることです。

しかし、平均なので、10年以上継続すると、人口は増え続け、衣食住で利益を上げ続けるため、世界もアメリカも、インドも全体としては平均で7%、9%、11%で成長します。

 

これがインデックスの強さです。平均なので、個別株よりは利回りが低いですが、安定的に、しかも長期で複利運用することができます。

運用先(5話)

お疲れ様です( ^ ^ )

4回は、「どんな時も同じ金額で長く継続できる」についてです。

 

長い文章ですが、「どんな時も」「同じ金額で」「長く継続できる」というのがポイントです。

一般的には「ドルコスト平均法」と言います。

 

端的にいうと、プロの手法を自動で行うことができる優れものになります( ^ ^ )

 

相場は上がったり、下がったりして、予測はできません。

上がってくると、もっと上がると「予測」して、追加購入し、そのまま期待通り上がらず、下がってしまい、含み損を抱えて怖くなり、辞めてしまう。

下がってくると、購入した金額以下になり、損失が増えると思って、辞めてしまう。

 

上がっても、下がっても、「どんな時も」「同じ金額」で購入することのメリットは、

 

高い時は、あまり購入できず

安い時は、たくさん購入できる

 

これに尽きます。

毎月「10,000円」購入する場合、相場が5,000円の場合は、「2個」しか購入できません。

相場が2,000円まで下がった場合は、「5個」も購入できます。

 

世界全体の株価は、100年以上ずっと右肩上がりなので、高い時はあまり購入できず、安い時にたくさん購入できれば、10年後相場が6,000円に上がった場合、2,000円で購入できいれば、莫大な利益をもたらします。

 

リーマンショックのような金融ショックの時ほど、安く購入できると喜ぶべきです。

人口は増え続け、利益は増え続けるので、世界全体株は右肩上がりだからです。

 

最後に、「長く継続できる」というのは、複利効果を享受できるからです。10年ではあまり差は出ませんが、20年を超えるあたりから、単利と複利の差が圧倒的になります。

 

プロのように、高い時はあまり購入せず、安い時にはたくさん仕入れ、長く続けることで、複利効果を享受できる、それがドルコスト平均法の醍醐味です( ^ ^ )

ドルコスト平均法(4話)

お疲れ様です(^^)

3回は、「天引き効果」です。

 

一般的に、貯蓄をする際に、

 

収入 - 支出 = 貯蓄

 

このように考えている方がいると思いますが、なかなかお金がたまらないと思います。

それは、なぜでしょうか?

 

人間は欲深い生き物なので、なかなか自分を律することができないのです。

ダイエットがなかなか続かないのと同じで、自己管理は非常に難しいです。

 

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

収入 - 天引き = 支出

 

こうすれば、強制的にお金がなくなるので、貯蓄可能です。

自分の意志で貯蓄はできないのならば、貯蓄せざるを得ない環境を作り出すのです。

 

あるデータでは10%天引きされても、本人は気付かず、生活の質も下がらないということもあります。

 

明治から昭和にかけた伝説の億万長者、本田静六氏は、給料の25%、つまり1/4を天引きし、資産運用に回すことで、60歳の退職時に今のお金で100憶円にのぼる財産を築き上げました(彼は、不動産と株で資産を形成)。

 

天引き効果は絶大です。

保険料や年金も天引きされていますが、気づいていない人も多いと思います。

なければはじめから気にしないのが人間です。

 

この天引き効果を利用して、毎月1万円でもコツコツ積み立て、年利10%で運用できれば、30年後には元本360万円が5.5倍の2,000万円にも増えています。

 

次回は、「どんな時も同じ金額で長く継続できる」、通称のドルコスト平均法についてお話します(^^)

天引き効果(3話)

お疲れ様です( ^ ^ )

2回は、「メリット、デメリット」です。

 

ドル建て株インデックス積立の、メリット、デメリットを箇条書きにします。

 

<メリット>

 

1.天引き効果

2.どんなときも同じ金額を長期で継続できる(ドルコスト平均法)

3.運用先が優れている

4.リバランス

5.満期設定

 

<デメリット>

 

1.手数料がかかる

2.為替リスクがある

 

以上です。

次回から、具体的な説明に入りたいと思います。

お疲れ様です( ^ ^ )

今回から「ドル建て株インデックス積立」の説明を行います。

 

資産運用の公式は、

 

・資金 × 利回り × 年数

 

とお伝えました。

例えば、

 

毎月1万円 × 10% × 30年間 = 2,000万円(元本360万)

 

になります。

 

そして、資産は、

 

・株

・不動産

・債券

 

の3つしかないとお伝えしました。

今回は、この3つの資産の

 

・株

 

に投資し、利回り10%を実現し、複利効果を最大限に活用するためにも30年という長い年数をかけることによって、毎月1万円でも360万円の元本が5.5倍の2,000万円まで、大きく増やすことができる「ドル建て株インデックス積立」について、説明したいと思います。

 

・ドル建てとは何か?

・どの株を購入するのか?

・インデックスとは何か?

・なぜ、積立なのか?

 

そのメリット、デメリットをご説明したいと思います。よろしくお願いします。

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