Q83.日本より米国の方が将来性があるとおっしゃっていましたが、個別株を日本企業から選ぶ理由を教えてください。(たんさん)

 

A83.個別株に出資をするということは、

 

・その会社のオーナーになる

 

ということなので、誰よりもその会社のことを詳しくないといけません。有価証券報告書は元より、社長の動画、具体的な商品理解、従業員の様子、ライバル企業の動向や投資家の思惑もわからないといけません。

 

なぜ、アメリカの個別株を買わないかというと、全部

 

・英語

 

ができないとわからない、からです。

こちらが、アップルの年次報告書ですが、これを読み解くのは結構至難の業です。

 

「アップル2019年次報告書」

 

アメリカの方が、GDPも伸び続けるので(その根拠の一つは人口増です)、アメリカ株を買いたいのですが、個別の企業はわからないので、仕方なく市場平均である、インデックス、つまり

 

SP500

 

を毎月コツコツドルコスト平均法で積み立てています(他にもインドと世界にも分散投資しています)。

 

日本の場合は、日本語がわかるのと、実際にその商品やサービスを利用できるので、投資しやすい環境にあります。

 

但し、日本企業の個別株は、

 

・中小小型株

 

のみを対象にしています。

基本戦略は、

 

・時価総額500億円以下

・上場10年以内

・創業者でオーナー(持ち株20%以上で筆頭株主が望ましい)

 

です。日本の平均時価総額は2,000億円なので、500億が10年で4倍になるのを狙う戦略です。基本的には、3年で価値が2倍になる企業を探します( ^ ^ )

上がSP500の運用成績、下が日経平均です。

アメリカが圧倒的ですね。

(上)S&P500(下)日経平均

とはいえ、過去が未来を約束するわけではありません。未来に投資をするわけなので、GDPが未来も伸び続けるかです。そして、GDPは、

 

・人口 × 年収

 

です。アメリカは今後も人口は増え続けますが、日本は2050年には1億人を割り込みます。さらに、世界に進出するアメリカと、日本国内で完結してしまう日本。どちらが成長性が高いかは一目瞭然です。

人口予測

アメリカは大企業がさらに成長しますが、日本は世界展開できない企業が多いので、時価総額2000億円の壁にぶつかります。だからこそ、日本では、時価総額500億円以下の企業が、

 

・時価総額2,000億円

 

を目指すのを狙う形になります。世界を目指すのではなくて、日本での

 

・平均

 

を目指すだけなので、そこまで難しくはありません( ^ ^ )

 

なので、

 

・アメリカ株は、インデックスで市場平均を長期で

・日本株は、中小小型株で成長株を短期で

 

という風に分けて考えています。本当は、アメリカ個別株を買いたいのですが、その場合は、アメリカに住む必要があり、その予定もないので、個別株は日本の会社に出資しています。