WeWork、社債利回り36% 外出制限で資金繰り懸念も 

 

シェアオフィス大手「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーの社債利回りが大幅に上昇(価格は下落)している。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて二大拠点のカリフォルニア州やニューヨーク州で外出制限が相次ぎ発表され、利用収入の急減が懸念されている。市場で社債の売りが増え、利回りは一時36%に上昇した。社債による資金調達は困難で、資金繰り懸念が一段と強まっている。


4.6(wework)

 

利回りは16日まで17%程度だったが、外出制限で事業環境が悪化するとの懸念から急騰した。この社債は20184月発行で、25年に償還される。発行当初の金利は年7.875%だったが、流通市場では約5倍の水準に高まった。価格は発行時から6割超下落した。今は買い手が少なく、売りたくても売れない流動性の低い状況に陥っている。

 

ウィーは1910月からソフトバンクグループ(SBG)のもとで経営再建中で、不採算の物件契約の見直しを進めている。191012月の米国における新規のシェアオフィスのリース面積は同年9月までと比べて93%減。

 

ウィーは近く1912月期通期の決算を投資家向けに説明するとみられる。事業存続に向けた不透明感が増すなか、費用をどこまで圧縮できるかなど今後の再建策が焦点となる。

 

(柳澤のコメント)

ソフトバンクが、なぜ、WeWorkにこだわるのか、よくわかりません。過剰投資で、価値はそこまで生み出していないと思います。

 

もともと高い金額で出資し、今さら後に引けないなんてことはないと思いますが、どうも、ソフトバンクは昨年から、ベンチャー企業に対する出資が杜撰になっているようです。高い値段を提示したり、途中で取りやめたり。

 

2号ファンドもあまり出資が集まらないようですし、今回の株安が資金繰りを含め、どのような推移をするのか見守りたいと思います。アリババみたいな価値があれば良いのですが。経営者次第だと思います。