Q 54.以前、S&P500よりインドインデックスの方がパフォーマンスが良いと話が出たかと思いますが、このインデックスとは①BSE SENSEXでしょうか? それとも②CNX Niftyでしょうか?

 

A54.実際にインドインデックスの指数をご提示されるとは、すごいですね( ^ ^ )

 

結論としては、そうとも言えるし、より市場平均を示すのもありますが、それも含めて、どれでも良いとは思います(リスクをどれだけ取るのかという問題になります)。

 

SP500のすごいところは、アメリカ上場企業5000社以上のわずか10%の500社の時価総額(総発行株数×株価)が、アメリカ全体の時価総額の8割を占めるからです。

 

では、インドインデックスを考えた場合、インド全体の時価総額の出来るだけ多くの割合を占めた方が良いと思います(その方がリスクは減ります、リターンも減りますが)。

 

インデックスを調べる際に、こうした便利なサイトがあります。

 

myINDEX

 

この中の「株価指数(インデックス)の中の「国で探す」の中の「インド」を選択します。

 

「インドインデックス」

 

この中に、ご指摘の

 

BSE SENSEX

CNX Nifty

 

が入っています。

 

BSE SENSEX

 

BSE SENSEX Bombay Stock Exchange Sensitive Index)。
インドのボンベイ証券取引所(旧ムンバイ証券取引所)に上場されている株式から構成した、インドを代表する株価指数。30銘柄で構成されています。

 

CNX Nifty

 

S&P社、インドIISL社が提供するインド株式指数。インドにおいて、規模が大きく流動性の高い50社が対象で、インドを代表する株価指数のひとつ。インドの株式時価総額の約60%をカバーしている。

 

ただ、インドルピー建てなので、ルピーが高くなるのか、安くなるかで価値が変わってきます。

 

市場の85%をカバーするのは、こちらの指数になります。

 

MSCI インディア (インド)

 

MSCIの国別インデックス「インディア(インド)」が対象大型/中型株(時価総額の上位約85%)をカバー。こちらは、ドル建てです。

 

20年のリターンを見ると、

 

BSE SENSEX(ルピー):10.9%

CNX Nifty(ルピー):13.2%

MSCI インディア(ドル):8.9%

 

となっており、20年間のリターンだけ見ると、「CNX Nifty」が頭一つ抜けています。

 

ちゃんと調べたら、楽天証券、SBI証券で、購入できますね。

 

iShares S&P BSE Sensex India Index ETF

 

Xtrackers Nifty 50 Swap UCITS ETF

 

iシェアーズ MSCI インディア インデックス」

 

ただ、ETF(上場している投資信託)なので、一括投資向きで、積立には向かないのが難点ですね。分配金も出てしまいますし。

 

一応、私は、上記のインデックスよりも利回りの良いインドのインデックス寄りのファンドを積み立てています。

 

どういうものかというと、日本もインサイダー取引を法律で禁止されていない時代がありました。まさにインドがそれで、市場関係者が一般の人よりも早く情報を知ることで、インデックス(市場平均)よりも運用成績が良い状態を実現できています。

 

ずるいといえば、ずるいのですが、インド市場はまだできて20年程度なので、法的に未整備でそうした穴をついたものになります。