Q 52.税金の事は本当に無知ですので、これまでのご説明が分かりやすく、とてもありがたいです。会社員の不動産を活用した控除(旅費を経費計上)とは、どういった不動産なのかお聞きしたいのですが。(くまさん)

 

A52.確定申告とは、

 

・所得税

 

を税務署に申告するものです(所得税を確定して税務署に申告)。個人事業主は自分で申告しなければなりませんが、会社員は、会社が代わりに申告してくれます。これを源泉徴収といい、第2次世界大戦時にドイツのヒットラー政権に模して、日本政府は戦費の確保に努めました。

 

所得税の算出方法は、2段階あり、

 

・所得

・課税所得

 

を計算するのは、先日書いた通りです。一度ではなかなか覚えられないと思いますので、繰り返しますが、

 

・収入 ― 経費 = 所得

 

*収入と所得は違うことをご理解ください。

 

所得 ― 控除 = 課税所得

 

この課税所得が確定したら、あとは、税率をかけるだけで、所得税が確定します。

 

詳しい計算方法はこちらをご覧ください。

「所得税を計算しよう!」

 

なぜ、わざわざ確定申告の話から書いたかといいますと、不動産の控除のことだけを理解しようと思っても、それは枝葉の話で、なかなか理解できないのと、理解してもすぐに忘れてしまうからです。

 

大元、税の本質を理解することを心がけましょう。

 

さて、個人事業主であれば、

 

・経費

・控除

 

を活用して、所得と課税所得を減らし、結果として所得税を減らすことが可能です(いわゆる節税です)。会社員は、源泉徴収されて、会社が代わりに確定申告をするため、節税することが難しいです(厳密に言うと、「給与所得控除」というものがあり、控除されています)。

 

そんな会社員が所得税を下げる方法は何個かあるのですが、その中で代表的な1つが、

 

・副業

 

で、経費計上することです。

 

経費とは、

 

・事業をするのに必要な費用

 

のことで、基本は、事業に関することは「すべて」経費になります。

ただ、社会通念上、誰が聞いても、それは経費だねと言うある程度の常識は大切です。

また、証拠も必要です。自分が経費と言い張っても、

 

・税務署の職員が否認

 

すると、経費と認められず、確定申告が間違っていたと言われ、「過少申告加算税」を取られてしまいます。

 

さて、そんな副業ですが、会社員にとっては、本業が疎かになるので、就業規則で禁止している会社も多いと思います。

 

ところが、会社の就業規則でも認められている副業があります。それが、

 

・投資用不動産

 

です。融資枠を活用したおまけの投資ですが、色々経費として認められています。会社員で比較的活用可能なのが、

 

・旅費交通費

 

です。すでに投資用不動産を保有していた場合、

 

・不動産投資の視察

 

と言う理由があれば、旅費交通費、宿泊費は経費として計上できます。

もちろん、嘘はダメですよ。不動産のパンフは用意し、日時もしっかり記載します。

 

その上で、確定申告を別にする必要はありますが、経費計上し、所得税を取り戻すことが可能です。これが、投資用不動産を利用した、経費計上、結果としての所得の削減、所得が減ると、課税所得も減るので、最終的に所得税が減ります。すでに会社が申告している所得税より不動産の経費を計上することで所得税が減るので、その差額が返ってくる(還付)のです。

 

投資用不動産は、勤続年数3年以上、年収400万円以上なので、全員はできない投資にはなりますが、すでに保有している人は、活用しても良いと思います( ^ ^ )