投資を行う上で、重要な考えはたくさんありますが、そのうちの一つに

 

・価値(バリュー)

 

があります。

 

これから何度も書きますが、

 

・価値(value:バリュー)

・価格(price:プライス)

 

は全く異なります。

 

価値だけを考えてください。

価格は「無視」してください。

 

正確に言うと、価値に対して、価格が「非常に」安い時に「投資」をします。

これを株の世界では、「安全域」と言い、ウォーレン・バフェットの師匠でもあるベンジャミン・グレアムが提唱した考え方です。簡単に言うと、

 

・「1万円札」を「5千円で」購入しなさい!

 

です。

 

出来るだけ安く買うことが鉄則です。安く購入することで、

 

・売却益を最大化

・損失のリスクの軽減

 

が図れます。

ところが、皆さん、

 

・価格

 

に目がいってしまい、株価が上がるともっと上がると思い、購入して相場が下がったり、相場が急落して含み損を抱えると、焦って手放してしまいます。これは、

 

・本質的な価値

 

を理解せず、株価に惑わされてしまうのです。

ここで、株価はどのように形成されるのでしょうか?

 

株価 = PER × EPS

 

これから個別株をやろうと思っている方は、必ず、

 

PER(株価収益率)

EPS(1株当たり当期純利益)

 

は正しく理解しましょう。

逆に、上記2つの単語を知らない人は、今すぐ保有している株を手放した方が良いです。

 

PER = 株価 ÷ EPS

EPS = 当期純利益 ÷ 発行済株式総数

 

になります。例えば、トヨタのEPSは、「671.7円」です。

 

トヨタEPS( 671.7)= 2,149兆円 ÷ 3.2兆株

 

現在のトヨタの株価は、7,714円のため、

 

トヨタPER11.48倍)= 7,714円 ÷ 671.7

 

トヨタPER = 11.48

トヨタEPS = 671.7

 

トヨタの株価は、11.48  × 671.7 = 7,714

 

になります。

 

話を単純にしましょう。

PERを算出するには、

 

・株価

EPS

 

があれば、算出できます。

EPSは、

 

・当期純利益

・発行済株式総数

 

から計算できます。

 

EPSは、「事実」と「数字」であり、客観的なデータです。

ここで問題になるのは、株価の元になる、

 

PER

 

と言うのは、実はただの「主観」でしかないのです。

一般的には「期待」と言われています。

 

株価 = 期待(PER) × EPS

 

になります。

期待とは一体なんでしょうか?

 

一般的には、EPS(1株当たり当期純利益)が何年回収できるかの期待になります。

例えば、トヨタのPER11.48倍とは、今のEPS11.48年回収できると期待されています。

 

株式会社は、利益を上げ続けないと、赤字になり、最悪倒産します。

トヨタは今後、11年以上は今の水準の利益を上げ続けると「期待」されているのです。

 

では、PERは高い方(期待されている方)が良いのでしょうか?

 

IT企業で、PER200倍と言う企業もありますが、それは、以下のEPS(1株当たり当期純利益)の200年分の「期待」がかけられていることになります。

 

流石に「過剰」な期待だとわかります。

一般的に、日本の企業全体のPRE15倍程度、アメリカが20倍程度になっていますが、実際は産業ごとに異なります(銀行業界は期待が少ないので、PER10倍以下です)。

 

ちゃんと説明しようとしたら、かなりの分量になってしまったので、ここで一旦終了し、残りは明日ご説明します。

 

結論だけ言うと、

 

株価は「適当」なので、気にする必要はなく、EPSを重視すべきではありますが、それだけでもない

 

と言う、とても

 

「一言で簡単に」

 

説明できないのが、株の世界です。

その一端がご理解できると嬉しいです。

ものすごく緻密で膨大なデータを収集しなければなりません。

付け焼き刃ではメッキがすぐ剥がれます( ^ ^ )