一獲千金「ユニコーン」の夢」


今年に入って国内でIPOした銘柄の初値は、平均で公開価格を7割近く上回っている。未公開株の段階で投資していればIPOで元本が数十倍になることも少なくないだけに、リスクが取れる新富裕層は「無限の伸びしろ」に引き付けられる。


12.16(ユニコーン)

 

米未公開株を仕入れて日本の個人投資家に販売するHiJoJoパートナーズ(東京・千代田)。1千万円以上の大口投資限定だが、電動キックスクーターのシェアリング大手、バード株には1カ月で7億円近くが集まった。「一般のサラリーマン層の問い合わせも多い」(HiJoJo

 

かつては創業から30年といわれたIPOまでの道のりは、最近は10年以内が珍しくなくなった。仲間内のルートで手に入れたシードやシリーズAが一つでも大化けしてIPOを果たせば投資収益はケタ外れだ。

 

ただし、未公開株はガバナンス(企業統治)や監査のレベルが保証されておらず、詐欺まがいの案件も減っているわけではない。ユニコーンとしてもてはやされた米シェアオフィス大手、ウィーカンパニーの評価は暴落。金融緩和下で未公開株の「バブル」を指摘する声も強まってきた。

 

自信と不安が入り交じる投資家心理がユニコーンの虚像をふくらませる。

 

(柳澤のコメント)

株式投資の本質は、「価値」に対して、「価格」が大幅に下がっているとき(安全域)に、投資をする、それだけです。1万円札を5,000円で買える状態を、猛烈な勉強をして探すのです。正直な話、未上場の株式に投資をしなくても、上場企業で2倍株、10倍株は普通に購入できます。楽して儲けようとしないことです。有価証券報告書もなく、監査も受けていないユニコーンに投資をする意味はありません。真面目に王道をまっすぐにが、投資の鉄則です( ^ ^ )