投資資産 売却も時間分散」

投資は「買いよりも売りの方が難しい」。人生の節目に向けて資産はいかに取り崩すべきなのか。資産運用の出口戦略を探ってみた。

 

投信などの資産の売却時期として理想的なのはもちろん相場が高値を付けたときだ。しかし相場は日々上下し、高値を見極めるのは難しい。

 

そこで考えたいのが売却の「時間分散」だ。複数回に分けて資産を売却することで安値売りのリスクを抑える戦略だ。

 

定量:毎回同じ口数を定期的に売却

定額:毎回同じ金額で定期的に売却

定率:残高の一定割合ずつを定期的に売却

 

図は定量の例で、相場が安いときに売却した年もあるが、高いときに売った年もあり、5年間をならして考えると相場変動の影響を平準化できる。

 

<メリット・デメリット>

 

「定量売却」は、1回当たりの売却額は相場変動により変わるが、資産を売り切る期間をあらかじめ確定したいときに便利な方法。

 

「定額売却」は毎回、同じ金額が手元に入る点がわかりやすいが、相場変動によって売り切りまでの期間は伸び縮みする。

 

「定率売却」は、資産残高の一定割合ずつを取り崩していく方法。相場が悪くて残高が目減りしたときには引き出し額は少なくなるものの、売り切りまでの時間はその分延びやすい。

 

(柳澤のコメント)

株式にしても投資信託にしても、買いよりも売りが難しいとありますが、基本を考えれば、そこまで難しくありません。株ならば、買う際に「どんな理由で購入したか?」が明確であれば、単純に「その理由が変わった(例えば、経営者の良さで購入した場合、経営者が交代したなど)」場合は、売却になります。投資信託は、基本、インデックスであれば右肩上がりなので、永遠に持ち続けても良いものです。株も投資信託も「価格」はみないで、「価値」をみます。価値があり続けるならば、売るという選択肢は持たずに、保有し続けましょう。利息生活を目指すならば、ある程度まとまった金額で、債券を購入すれば元本は減らずに、利息生活が可能です。そもそも利回り3%が高いとか言っている時点で、あまり世界の金融商品のこと詳しくないということになります( ^ ^ )


時間分散(2019.12.3)